これから、親子での長い航海が始まろうとしています。念願の教
室に通えたとしても、子供のおけいこが順風満帆という保証はな
いことを覚悟しておきましょう。突然通うのを嫌がったり、生徒
同士の仲が悪くなったり・・・と、予期せぬ場面に出くわして、
うろたえることのないように、あらかじめ準備しておきましょう
。そういう意味では、おけいことは、子供だけでなく親にも学び
のチャンスがあるということですね。
●情報過多の良い・悪い?!
「〇〇さんの長女は2歳から英会話を習ってる」「〇〇さんの長
男はあの塾に通って、有名小学校に合格した」など、ご近所や知
人のママどうしの情報交換が日常化するあまり、むやみにあせっ
たり、不安を感じたりしていませんか。でも、よその家庭の教育
方針が、わが家に合うとも限りません。時には、マイペースで構
える心の余裕も必要です。
●成長・能力の個人差はあって当たり前!
「同い年なのに、なぜうちの子だけができないの・・・」といっ
た場面が訪れても深刻に悩まないで。子供の知識や技能の習熟度
には、個人差があって当然。同じ学年でもほぼ1歳も差がある4
月生まれの子と早生まれの子では、なおさらです。一時的な結果
を見て、「うちの子には無理」「あの教室や先生がよくない」と
早合点しないでください。
●愛情のある叱り方をしてますか?
成績のことで、母親が子供を感情的にとがめる場面を時折見かけ
ます。母親の教育にかける並々ならぬ苦労はわかりますが、おけ
いこ通いは子供の自由な意志で始めたわけではありません。子供
は「パパやママが行きなさいというから」けなげに通うのであり
、親のお願いや期待に応えたいだけなんです。「こんなに頑張っ
てるのに、なんで怒られるんだろう・・・。ボクって、ワタシっ
て、ダメな子なのかなあ・・・」と落ち込ませては逆効果。子供
の立場になれば、叱り方ひとつにも愛情のある接し方がきっとあ
るはずです。
●“親離れ”と“子離れ”が大切!
特に未就学児の場合、教室ははじめての社会生活の場になるため
、おけいこに通うための準備期間が必要です。来るべき日に備え
て、子供の自立心を養い、スムーズに集団生活になじめるように
常日頃から訓練しておくとよいでしょう。例えば、母親と離れて
遊んだり、母親以外の人と遊んだり、いろんな人と接したりする
機会を増やしてみてください。
●「行きたくない」と言い出したときには!
突然、子供が「行きたくない」と言い出したら、その理由を聞き、
慎重に説得しなければなりません。子供がおけいこごとに疑問を
抱いていたら、納得のいくまで答えてあげなければなりません。
そのためには常日頃から、子供が発するシグナルを敏感に感じと
るアンテナと、あらゆる状況に対応する心の準備が必要です。子
供が帰宅してから、今日できるようになったことを見せてもらっ
てください。先生や友だちとうまくいっているか、聞いてあげて
ください。精神状態や体調の変化には、くれぐれも目を見張らせ
てください。 |